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選挙に・いってみよう

 選挙に行くためには、長い坂道を下って、会場の小学校まで行かねばならない。坂道は車が多く、けれど、まっとうな歩道がないので、危なくてしょうがない。道を作ったときは、きっとまだ車が少なかったのだろう。だが、今は、かなりの交通量である。

 裏道から行く手を開発すればよいのだが、その通りは大きく蛇行しており、その曲線の行き先に、どの裏路地を通れば行き着くやら、はなはだ怪しい。方向音痴は、私の家系でもある。

 そして選挙を済ませれば、もちろん、行きは下った長い坂を、えんえんと上がらなければならないのだ。

 だが、今回は行ってみようかと思う。で、選挙に行くことにしたのは、よその選挙区のこんなポスターのせいだと、言ってみたいと思う。


 

塩ジャケ

何杯でもごはんが進むおかず
塩ジャケが好きである。今は魚グリルがあるので、グリルを十分に熱したあとで、焼き網にシャケを置いておもむろに入れる。
ジュウジュウと脂が落ちて、自分の脂で揚がったかのように、表面がこんがりと香ばしくなると、見ているだけで嬉しくなる。

以前住んでいた1DKには、ガスのコンロがなく、太い金属が渦巻状に巻いた電熱器だけだった。これがまた、十分に温度があがるのにやたらに時間がかかる代物で、ノロマという意味も兼ねて、デンデンムシと呼んでいた。

時間がかかるものだから使うのが億劫で、いろいろなものを電子レンジで「なんとかする」ことを覚えた。

塩ジャケであれば、塩の強いものを選んで、酒をかけて、レンジ。こんがりとした焼き目は望めないし、塩分とタンパクだろうか、白い塊が出て、美しくはない。仕方なく、骨を抜き、シャケの身をフォークの背でぐしぐしと潰す。熱い御飯にこのシャケをたっぷり、冷や御飯なら茶漬けもいい。がんばって細かく潰したキメの細かいのを混ぜて、ピンクのおにぎりを作ったこともあった。

ただ、御飯を何膳も食べるかというと、あんまりたくさん食べるほうじゃなかったりする‥。お粗末 m(_'_)m

ソウメン・サイドディッシュ

流水麺のバラエティを読んでいるうちに、思い出したことがあって、トラックバックさせていただきマス。

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私がまだ入社3年目くらいの時。上司男性(30代半ば)と入社1~3年目の女性3人、という職場だった。上司はおだやかな人で、部下の面倒もよく見た。よくある“上司の悪口”が、ほとんどない職場だった。

職場は食品メーカー・実験系。コンロも鍋も氷も水もあった。上司の誕生日に、ソウメン・パーティをやろうということになったのは、誕生祝いは半分言い訳で、職場イベントがやりたかっただけだった気もする。上司は、毎日、愛妻弁当を持ってくる人だったので、
「×月×日は、お弁当を持たずにいらしてください、ソウメンでもゆでますから」
そう予告を入れておいた。

いくらなんでもソウメンだけでは栄養バランスに問題がある。和風のサラダと棒棒鶏とダシマキを、同僚と手分けして持参した。私の担当は、棒棒鶏だったのだが、レシピを全部書くのも面倒だ、人サマのサイトを勝手にリンクしておこう。ただこのサイトの白鶏(バイ・ヂィ)は、準備、大変すぎ(汗)。モモ肉に軽く塩をし、ショウガのかけらと長ネギ少々を貼り付けて、酒をかけ、電子レンジで「酒蒸し」にすると、楽だったりする。ちょっとパサつくかもしれないが。

そして当日。
「弁当いらない、って言ったら、家内がこれを持っていけ、と言うものだから」
上司が出したタッパーには、部下たちの分まで、野菜の煮しめと、サラダ、それに海老のてんぷらが入っていた。普段の弁当づくりより、よほど手がかかったものに見えたし、海老なんて、けっこう高そうである。
4人分の量があっては、遠慮していてもしょうがない。しっかり、いただいた。
「家内は、料理は、趣味だから」
上司がよく、嬉しそうな顔で話してあるだけあって、手料理はとてもおいしかった。

片付けの、皿洗いの最中。上司まで届かないよう、女性3人はぼそぼそ話す。
「そういえば、奥さまも、この会社だったんだって。で、職場結婚で」
「ふーん」
しばらくの、間。
「──悪いこと、したかな?」
一番若い同僚が、ぽつり、と、言った。

その後。この上司の誕生日に、イベントが行われることはなかった。

うちのウサギは日記を書かなかった

あなたのペット自慢を!
いまはペットは飼っていないが。

最近、よく思い出すのは小学校の頃に飼っていた茶色いウサギ。ウサギといえば、白ウサギに赤い目だという人もおらるるようだが、茶色いウサギの目は、赤くない。真っ黒な、つやつやした、賢そうな瞳である。

わが家のウサギは、放し飼いにされていた。ちょうど猫を飼うように。
そして猫のように、近所を放浪した。

猫は、鳥籠の小鳥を狙うかもしれないが、鳥の飼い主は心得たもので、猫の届かない場所に鳥かごを置いておく。

しかし、ウサギの来襲を予想している人は、近所には少なかった。

庭先で丹精された草花や、ひどいときには、100m以上離れた八百屋の店先を、ウサギは襲った。とりわけ執心なのは、隣家の庭に植えられた、淡い緑が美しいシダだった。私の両親は、隣家との間にあった格子に板を張ってウサギが通れないようにしたが、ウサギは、板の下の土のところを掘りさげた。そうしてできた、狭い通路をすり抜けて、隣家への侵入を果たした。ウサギの体は、柔らかいのだ。

自分で飼うまで小学校のウサギ小屋に閉じ込められて何をする余地もない様子しか知らなかった私にとっては、驚くくらい、わが家のウサギは、工夫もできたし、根気もあった。

そのときに、ウサギは、けっこう頭のいい動物だと思った。──ひょっとしたら、日記くらいは書くのかもしれない。日々楽しみに拝読しております>ぽふさま

きらきら

幸せのかたちブログってものを彷徨っているうちに、何かを見つけたようです。まだ出来たての新しいブログ。短編小説? 掌編、というのだろうか? あるいはある程度は事実─日記の要素を含む作品もあるのか。磨かれた、キラキラの言葉たち。どうかこれからも、貴作を読む幸福に恵まれますように。>chantikさま