第9回トラバ 私もチャットにハマっていた時期がありました(妖笑)
一番最初のきっかけは、お気に入りのチャットルームをリア友に教えちまったことで。
奴め、わざわざボクがいる時間に入ってきて、ボクが学年で一番背が高くて、学校内にファンクラブがあって、バレンタインデーにチョコが21個とか、喋り(書き)散らかしやがった。そりゃ、たしかに、全部、嘘じゃないけれど。
それまで高校生だからっていう理由で、なんとなく温かく接してくれた男性陣の温度は、一気に零下に下がった。大人組の女の人たちも、そっちに釣られるように、冷笑的になった。そんななかで、一人、態度も変えずに接してくれたのが、MAKOだった。
MAKOは、大学生だって聞いてた。言葉数は少ない。誰かがガーッと書き込みしてると、おっとりした感じで相槌を打つタイプ。だから、正直いって、誰をどの程度見てるのかなんて、よくわからなかった。でも、その日たまたま、みんながチャット落ちした後、二人で残ってさ。ボクがチャットで喋った(書いた)ことを随分よく覚えてくれているのが判った。で。なんというか。何を書いてくるにしても、優しい感じ。
だから。
MAKOがいないときに、確かに、
「MAKOって、きっと、いい感じの女子大生なんだろうなぁ」
って言ったさ。
「MAKOもさー。君のこと、いいって言ってたよ」
教えられたときは、
「マジじゃないっしょ」
って、返してたんだけど。
「MAKOにも、君が褒めてたこと、伝えておいたから」
と、きやがった。
「いまどき、チャットで出会って、気が会うからつきあうとか、普通だぜ?」
「住んでる場所、近いんでしょー。愛さえあれば歳の差なんて♪」
「男ならちゃんと誘いなさい! 向こうも待ってるかもよー?」
……頭を抱えた。
昨日。チャットの流れで、今日、代官山に来る話をしちゃって。そしたら、MAKOも今日、代官山だという話になった。
リア友のバラシがあって以来、冷ややかだった連中が、よってたかって、二人で会え会えと大騒ぎ。ボクは、
「えー?」
とか
「勝手に決めるなぁ!」
とか抵抗してたんだけども。
MAKOが言い出したんだ。
「会ってみる?」
って。
MAKOが指定してきたのは、代官山の、小さなティールーム。静かな店の中、ボクは、心の中で、言うつもりにしていた詫びの言葉を復習してた。
「嘘をついていて、ごめんなさい。リア友の言ったことはホントだけど。ファンクラブとかバレインタインチョコとか、女子高って、そういう悪ふざけみたいのがあるところなんです」
ボクは、普段から自分をボクという。そのままチャットに入っただけなんだけど、男だと思われて、それを面白がって放っておいたのはボクが悪い。
携帯のメール着信音が鳴る。
「つきました」
短いメール。
店の入り口を振り向いて、……固まった。
「あの……、オレ、今日は謝りに来たんだけど」
ちょっとおっとりした感じの、優しそうな男の人が、着信音を鳴らしたボクの携帯を見つめながらそういった。
「ええと。その……、本名がマコトで、女性とカンチガイされたのを面白がってるうちに、こんなことになっちゃって……。今日は詫びの印に夕食くらい奢るつもりだけで……」
しょーがないから、ボクはとりあえず笑っておくことにした。
「自分がネカマやってても、相手がネナベだったのは計算外だった?」
ん?それで、その後? 普通につきあってますけど、何か?
「第9回トラバでボケましょう」お題:
「ごく普通の二人は、ごく普通に出会い、ごく普通に恋に落ち、ごく普通にカップルになりました。でも唯一つだけ普通でなかったのは・・・。」
いまどき、ネカマもネナベも普通にいるので。これもぜんぜん普通かもしれない。。。。
──参加することに意義があるww
■□■□■□■【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□■
【ルール】
お題の記事に対してトラックバックしてボケて下さい。
審査は1つのお題に対し30トラバつく、もしくはお題投稿から48時間後に
お題を出した人が独断で判断しチャンピオン(大賞)を決めます。
チャンピオンになった人は発表の記事にトラバして次のお題を投稿します。
1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)、
同一人物が複数のブログで1つのお題に同時参加するのは不可とします。
企画終了条件は
全10回終了後、もしくは企画者が終了宣言をした時です。
参加条件は特にないのでじゃんじゃんトラバをしてボケまくって下さい。
※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい。
企画元 毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/
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奴め、わざわざボクがいる時間に入ってきて、ボクが学年で一番背が高くて、学校内にファンクラブがあって、バレンタインデーにチョコが21個とか、喋り(書き)散らかしやがった。そりゃ、たしかに、全部、嘘じゃないけれど。
それまで高校生だからっていう理由で、なんとなく温かく接してくれた男性陣の温度は、一気に零下に下がった。大人組の女の人たちも、そっちに釣られるように、冷笑的になった。そんななかで、一人、態度も変えずに接してくれたのが、MAKOだった。
MAKOは、大学生だって聞いてた。言葉数は少ない。誰かがガーッと書き込みしてると、おっとりした感じで相槌を打つタイプ。だから、正直いって、誰をどの程度見てるのかなんて、よくわからなかった。でも、その日たまたま、みんながチャット落ちした後、二人で残ってさ。ボクがチャットで喋った(書いた)ことを随分よく覚えてくれているのが判った。で。なんというか。何を書いてくるにしても、優しい感じ。
だから。
MAKOがいないときに、確かに、
「MAKOって、きっと、いい感じの女子大生なんだろうなぁ」
って言ったさ。
「MAKOもさー。君のこと、いいって言ってたよ」
教えられたときは、
「マジじゃないっしょ」
って、返してたんだけど。
「MAKOにも、君が褒めてたこと、伝えておいたから」
と、きやがった。
「いまどき、チャットで出会って、気が会うからつきあうとか、普通だぜ?」
「住んでる場所、近いんでしょー。愛さえあれば歳の差なんて♪」
「男ならちゃんと誘いなさい! 向こうも待ってるかもよー?」
……頭を抱えた。
昨日。チャットの流れで、今日、代官山に来る話をしちゃって。そしたら、MAKOも今日、代官山だという話になった。
リア友のバラシがあって以来、冷ややかだった連中が、よってたかって、二人で会え会えと大騒ぎ。ボクは、
「えー?」
とか
「勝手に決めるなぁ!」
とか抵抗してたんだけども。
MAKOが言い出したんだ。
「会ってみる?」
って。
MAKOが指定してきたのは、代官山の、小さなティールーム。静かな店の中、ボクは、心の中で、言うつもりにしていた詫びの言葉を復習してた。
「嘘をついていて、ごめんなさい。リア友の言ったことはホントだけど。ファンクラブとかバレインタインチョコとか、女子高って、そういう悪ふざけみたいのがあるところなんです」
ボクは、普段から自分をボクという。そのままチャットに入っただけなんだけど、男だと思われて、それを面白がって放っておいたのはボクが悪い。
携帯のメール着信音が鳴る。
「つきました」
短いメール。
店の入り口を振り向いて、……固まった。
「あの……、オレ、今日は謝りに来たんだけど」
ちょっとおっとりした感じの、優しそうな男の人が、着信音を鳴らしたボクの携帯を見つめながらそういった。
「ええと。その……、本名がマコトで、女性とカンチガイされたのを面白がってるうちに、こんなことになっちゃって……。今日は詫びの印に夕食くらい奢るつもりだけで……」
しょーがないから、ボクはとりあえず笑っておくことにした。
「自分がネカマやってても、相手がネナベだったのは計算外だった?」
ん?それで、その後? 普通につきあってますけど、何か?
「第9回トラバでボケましょう」お題:
「ごく普通の二人は、ごく普通に出会い、ごく普通に恋に落ち、ごく普通にカップルになりました。でも唯一つだけ普通でなかったのは・・・。」
いまどき、ネカマもネナベも普通にいるので。これもぜんぜん普通かもしれない。。。。
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チャンピオンになった人は発表の記事にトラバして次のお題を投稿します。
1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)、
同一人物が複数のブログで1つのお題に同時参加するのは不可とします。
企画終了条件は
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by as-o2
| 2006-08-20 19:45
| ひとサマのブログ