『味の素』の『不味味(まずみ)』=Na論 など
料理研究家のリュウジ氏の、『味の素』の後味の「変な味」はナトリウムだという主張。私が知る限り、2/17が2度目。
少なくとも、私は、そうは感じない。
「ピリピリ」がナトリウムだと結論づけるためには、エビデンスが要る。「味の素をそのまま舐めて舌がピリピリする」味覚を持ったパネルをリクルートして、なんらかの方法でナトリウムと同じであることをデータ取りする。たとえば、ナトリウムと同じ神経が興奮するとか。そういうデータがないか、一応サーチしたけど、ヒットしない。どなたか、ご存知だったら、教えてください。
▽この写真撮った理由は後で。
基本的に、『不味味』は、1%食塩水に『味の素』1%を加えたときでも、『味の素』そのままを口に入れたときでも、味質はほぼ同じ。強さが違うだけ。
実は、『不味味』の食塩とは違う特徴がもう1点あるんだけど、それは後述。
特徴は、「痺れ」「吐き気」を連想させる不快味だ。「最大に濃い=『味の素』そのまま」を口にいれても、実際に吐いたことはないので、「健康被害」とはいえないと思う。
たとえば、濃すぎる甘味は、すごく強引に例えると「喉の奥がだるいような感じ」と言えなくもない。『味の素』の『不味味』が「吐き気」に似てる、というのも、同じくらいの強引さ、「言えなくもない」レベルの話。
濃すぎる辛味の「痛い感じ」、濃すぎる酸の「強刺激感」は、粘膜細胞痛めつけてるんで、小規模ではあるけど「健康被害」、カモシレナイ。私の場合、『味の素』の『不味味』は、そこまで行かない。後味の持続時間が不快なほど長いが、「身体不調(吐き気)」そのものではない。
ただ、頭痛を感じる事例(MEDICOMMI、健康大学)や、アレルギーを起こす事例(ribenhl)もあるみたいなので、あくまで、「私の場合」という限定つき。
リュウジ氏の「『味の素』の後味=Na論」をもうちょっと把握すれば、「過敏ではない」方と自分の味覚の違いのヒントがあるかも、と、Twitter遡ってみた。
その途中で。『味の素』の濃すぎる味をいろいろな方が表現なさっているの気づいた。私の感じる『不味味』に近いものがけっこうある。
一方、リュウジ氏。
そして。
もしかしてリュウジ氏は塩かけすぎても「気持ち悪い」と感じる派、……かしら?? いつか機会があったら質問してみよう。
例えば……だけど、いままで味の素を使っていなかったご家庭で、急に味の素を使いだしたときに。料理をした人は、味の素が濃くても旨味として感じるタイプ、家族は濃い味の素に「吐き気に近い感覚」を感じるタイプだったとしよう。
家族のほうが新しいメニューを食べて、「この料理、吐き気がする」とは言いにくいだろうな、とは想像する。
……ま、他人の家のことだから、私がどうこう言う問題じゃないけど。
(刺激味と香りのある)生ネギに味の素をかけたもので、特に『不味味』が軽減されなかったので。『味の素』が(私にとって)多すぎる食品から、「引き算」はできないと思っていた。せいぜい、酸味(ワインとかね~)で洗い流して、不快感の持続時間を短縮するくらいが対策だと思っていた。
ところが、手羽先のペーストを作るときに「アジシオ」を1%(塩0.85%・MSG0.15%)入れてしまったことがあって。この比率で水に溶かしたときは『不味味』を感じたのに、鳥手羽ペーストだと感じないことに気づいた。
正直、「美味しく」はならなかった。とても「コンビニ惣菜」な味がした。「あー、コンビニ惣菜って、うちの料理にくらべると『味の素』がいっぱい入ってるんだなぁ」という納得は、した。
その後、ぎりぎり『不味味』を感じて今まで買わずにいたカップスープの類に、肉とか魚とか入れてみて、「食べたくなかった味」が「苦痛なく食べられる味」になることがわかった。カップスープ1人分に、塩分1%の加熱済の鶏ヒキ肉を15gが目安。
と、書くと。「そこまで無理して食わなくてもいいだろ」と思われそうなのだけど。コロナ禍下、(重量的に)限られた買い物で、限られたスキルで、毎日食事を用意しなければならんという状況下、カップスープ使えるのは、私にとってはデカい!
この『不味味』抑制効果、有効成分はイノシン酸(肉・魚の旨味成分)かなー? また「自分人体実験」してみたいなー! とは思うのだけど。いまのところ、純品のイノシン酸の入手方法が見つからず、棚上げ状態。
(なお、食塩にはこんな、「肉や魚の引き算効果」は感じない)
このごろは、葱キノコ肉(葱1:キノコ1:鶏ひき肉2、塩分3%入れて、加熱)を、週末に作って冷蔵しておく。(葱は長ネギでも玉ネギでも。キノコはエリンギとかブナシメジとかエノキダケとか。朝食にも使うし、白飯に乗せたり、青菜のお浸しやサラダともあう)
そして、ウィークデーの朝は、
カップスープ1人前
オートミール30g
を粉vs粉で混ぜ、
熱湯150ml
を入れてまた混ぜ、600W約1分電子レンジ。ふつっと吹きこぼれかけたらレンジをとめて、
葱キノコ肉 25g
を加えてまたまた混ぜ、熱々を食す。
私は、低血圧のせいか、朝に弱い。朝食の準備をするのも面倒なほどダルい。それでも食べなければ目が覚めず、ダルい時間が延びるばかり。冬の朝は、熱いものを、最低限の手間と最短の準備時間で食べたい。
カップスープとオートミールの組み合わせは、混ぜてる時間とレンジあわせても、準備に2分くらいか。トーストを焼くより早い。しかも、体が温まり、何種類も味が変えられる。ほんと、便利。
ちょっと知りたい。知ったら、お前の何に役立つか、とは言わないでほしい。知りたいから知りたいんである。
と思ったら。ポッカサッポロのカップスープの箱に「ファンコミュニティ」がある、って書いてある。聞けばいいよね? 試してみてくれませんか? 美味しくなりましたか?って。
ミ^。^彡っ。oO(唆るぜ!)(Dr.Stone風に)
よく味の素をそのまま舐めて「舌がピリピリするからまずい」とかドヤ顔いう人いるけどそれは味の素のナトリウムから起きる脱水症状みたいなもんで塩舐めてもそうなるんです
よくわからん理由述べてないで「味が気に入らん!!」と言ってくれ
味の素を入れすぎるとナトリウム過多になるので口の中が脱水症状になり違和感を覚えますね『味の素(MSG)』が濃すぎるときの異味(ここでは『不味味(まずみ)』と書くことにする)がナトリウムだというなら、食塩を舐めたら3倍くらい強く、似た味を感じるはずなのだけど。(MSGのNa量は23/169、食塩のNa量は23/58)
つまり不味い
少なくとも、私は、そうは感じない。
「ピリピリ」がナトリウムだと結論づけるためには、エビデンスが要る。「味の素をそのまま舐めて舌がピリピリする」味覚を持ったパネルをリクルートして、なんらかの方法でナトリウムと同じであることをデータ取りする。たとえば、ナトリウムと同じ神経が興奮するとか。そういうデータがないか、一応サーチしたけど、ヒットしない。どなたか、ご存知だったら、教えてください。
▽この写真撮った理由は後で。
『味の素』の『不味味』を塩と比べる
私の感じる『味の素』の『不味味』は、食塩のそれとは明確に違う。基本的に、『不味味』は、1%食塩水に『味の素』1%を加えたときでも、『味の素』そのままを口に入れたときでも、味質はほぼ同じ。強さが違うだけ。
実は、『不味味』の食塩とは違う特徴がもう1点あるんだけど、それは後述。
特徴は、「痺れ」「吐き気」を連想させる不快味だ。「最大に濃い=『味の素』そのまま」を口にいれても、実際に吐いたことはないので、「健康被害」とはいえないと思う。
健康被害とは言い難い
健康被害というのは、(1)短期的な不調†(2)長期的に体に蓄積される毒性 の2種に大別されるけれど、(1)までもいかない。味覚、だ。(†即死含む/フグ毒とかね)たとえば、濃すぎる甘味は、すごく強引に例えると「喉の奥がだるいような感じ」と言えなくもない。『味の素』の『不味味』が「吐き気」に似てる、というのも、同じくらいの強引さ、「言えなくもない」レベルの話。
濃すぎる辛味の「痛い感じ」、濃すぎる酸の「強刺激感」は、粘膜細胞痛めつけてるんで、小規模ではあるけど「健康被害」、カモシレナイ。私の場合、『味の素』の『不味味』は、そこまで行かない。後味の持続時間が不快なほど長いが、「身体不調(吐き気)」そのものではない。
ただ、頭痛を感じる事例(MEDICOMMI、健康大学)や、アレルギーを起こす事例(ribenhl)もあるみたいなので、あくまで、「私の場合」という限定つき。
私の感じる『不味味』は、私だけか?
以前にも書いたけど、私は、自分の「MSG過敏症(仮称)」が自分だけのものなのかに興味があって。リュウジ氏の「『味の素』の後味=Na論」をもうちょっと把握すれば、「過敏ではない」方と自分の味覚の違いのヒントがあるかも、と、Twitter遡ってみた。
その途中で。『味の素』の濃すぎる味をいろいろな方が表現なさっているの気づいた。私の感じる『不味味』に近いものがけっこうある。
一咬みしたら口の中で、モワーッとなる
化学調味料を使うと、舌が痺れる。と言うのを有名グルメ漫画で書いてあった
舌や頭が痺れる
舌がビリビリする
嫌なピリピリ感あり。
たまに気持ち悪くなる事があります。
風味を突出して感知して気持ち悪くなる事が多々ある
使いすぎると「気持ち悪い」って感覚に
後味が気持ち悪い
一方、リュウジ氏。
口の中が乾くのは味の素に含まれるナトリウムの作用なので塩と同じですねこのときは、「濃すぎる旨味」というものが存在することになっている(ナトリウムだ!という主張はない)
モワッとなるのは口が旨味を感じているからです
これは昆布と同じ旨味成分の作用ですね、もしそれが不快なら入れすぎです
そして。
実は僕も塩と間違えて味の素をおっとっとというお菓子にかけて気持ち悪くなった経験があり、嫌ってましたあららら。「気持ち悪い」出ちゃった。私とリュウジ氏の感覚が「どう違うか」については、藪の中へ逆戻り。そしてNa論の根拠も藪の中のままである。
今では使い方がわかったので、あの頃は無知だったと懐かしくなります!
もしかしてリュウジ氏は塩かけすぎても「気持ち悪い」と感じる派、……かしら?? いつか機会があったら質問してみよう。
吐き気のする味、って言いにくい
ところで。日本語では、「吐き気」は、激しい嫌悪の比喩表現だ。例えば……だけど、いままで味の素を使っていなかったご家庭で、急に味の素を使いだしたときに。料理をした人は、味の素が濃くても旨味として感じるタイプ、家族は濃い味の素に「吐き気に近い感覚」を感じるタイプだったとしよう。
家族のほうが新しいメニューを食べて、「この料理、吐き気がする」とは言いにくいだろうな、とは想像する。
……ま、他人の家のことだから、私がどうこう言う問題じゃないけど。
訂正:『不味味』は引き算できた。
せっかくまた、『味の素』の関連記事を起こしたので、以前書いた関連記事の訂正を。(刺激味と香りのある)生ネギに味の素をかけたもので、特に『不味味』が軽減されなかったので。『味の素』が(私にとって)多すぎる食品から、「引き算」はできないと思っていた。せいぜい、酸味(ワインとかね~)で洗い流して、不快感の持続時間を短縮するくらいが対策だと思っていた。
ところが、手羽先のペーストを作るときに「アジシオ」を1%(塩0.85%・MSG0.15%)入れてしまったことがあって。この比率で水に溶かしたときは『不味味』を感じたのに、鳥手羽ペーストだと感じないことに気づいた。
正直、「美味しく」はならなかった。とても「コンビニ惣菜」な味がした。「あー、コンビニ惣菜って、うちの料理にくらべると『味の素』がいっぱい入ってるんだなぁ」という納得は、した。
その後、ぎりぎり『不味味』を感じて今まで買わずにいたカップスープの類に、肉とか魚とか入れてみて、「食べたくなかった味」が「苦痛なく食べられる味」になることがわかった。カップスープ1人分に、塩分1%の加熱済の鶏ヒキ肉を15gが目安。
と、書くと。「そこまで無理して食わなくてもいいだろ」と思われそうなのだけど。コロナ禍下、(重量的に)限られた買い物で、限られたスキルで、毎日食事を用意しなければならんという状況下、カップスープ使えるのは、私にとってはデカい!
この『不味味』抑制効果、有効成分はイノシン酸(肉・魚の旨味成分)かなー? また「自分人体実験」してみたいなー! とは思うのだけど。いまのところ、純品のイノシン酸の入手方法が見つからず、棚上げ状態。
(なお、食塩にはこんな、「肉や魚の引き算効果」は感じない)
冬の朝食、タイムアタック
カップスープが使えるようになって、一番ありがたいのは、冬の朝食だ。このごろは、葱キノコ肉(葱1:キノコ1:鶏ひき肉2、塩分3%入れて、加熱)を、週末に作って冷蔵しておく。(葱は長ネギでも玉ネギでも。キノコはエリンギとかブナシメジとかエノキダケとか。朝食にも使うし、白飯に乗せたり、青菜のお浸しやサラダともあう)
そして、ウィークデーの朝は、
カップスープ1人前
オートミール30g
を粉vs粉で混ぜ、
熱湯150ml
を入れてまた混ぜ、600W約1分電子レンジ。ふつっと吹きこぼれかけたらレンジをとめて、
葱キノコ肉 25g
を加えてまたまた混ぜ、熱々を食す。
私は、低血圧のせいか、朝に弱い。朝食の準備をするのも面倒なほどダルい。それでも食べなければ目が覚めず、ダルい時間が延びるばかり。冬の朝は、熱いものを、最低限の手間と最短の準備時間で食べたい。
カップスープとオートミールの組み合わせは、混ぜてる時間とレンジあわせても、準備に2分くらいか。トーストを焼くより早い。しかも、体が温まり、何種類も味が変えられる。ほんと、便利。
他の人は、どうだ
世の中、カップスープに『不味味』を感じる人は少ないんだと思う(そうでなければメーカーだって配合を変えるだろう)が、『不味味』まで感じない人でも、カップスープに魚や肉を入れると美味しくなるのか、どうか。ちょっと知りたい。知ったら、お前の何に役立つか、とは言わないでほしい。知りたいから知りたいんである。
と思ったら。ポッカサッポロのカップスープの箱に「ファンコミュニティ」がある、って書いてある。聞けばいいよね? 試してみてくれませんか? 美味しくなりましたか?って。
ミ^。^彡っ。oO(唆るぜ!)(Dr.Stone風に)
by as-o2
| 2022-02-23 23:25
| 日記のようなもの。