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バク先生のおかげで、腓(こむら)返りが治った……、かもしれない。

 バク先生の記事を読んで、熱中症対策の「水+塩分」に「カリウム」も加えた。 腓(こむら)返りが治った……、かもしれない。
※バク先生(@DrYumekuiBaku)は、精神科医です。知ってる。



スペック

このブログ記事筆者のスペック
・1日2リットル水分とる。主にお茶。カフェイン中毒持ち。カフェイン切れると頭痛。
・汗あまりかかない。アトピー体質だけど、関係あるかは不明。
・低血圧。やせぎみ。
・在宅ワーク。気温28℃、ただし、窓からじんわり輻射熱

塩分、取ってみた

 バク先生の「水分は薄めたポカリとかにして!」ツイートを見たのがきっかけで、いろんなサイトとか読んでみたのだけれど。

 「1日2リットルもお茶飲むなら、やっぱり塩分取ったほうがいいかもなぁ」
 という結論に達した。

 ただ、いわゆるスポドリの味がどうも好きになれないのと、いまコロナ対策で、1週間に1度しか買い物に行ってないので、飲み物は重たくて買う余裕がない。
 (野菜・肉・乳製品で、重量的に精いっぱい

 スポドリは、あのなんともいえないハンパな塩味(食塩相当量として0.1~0.2g/100g)がどうも苦手。

 いろいろ読み漁ると、スポドリの塩分には、どうやら2つ意味合いがあって。1つはナトリウムの補給、もう1つは浸透圧を調整して水分の吸収を促進すること。

 炎天下でスポーツするとか肉体労働するとかなら、水分の需要が大きいし、体がいろいろ弱るだろうから、浸透圧調整してまで水の吸収を促進したほうがいいのだけれど。
 室内だったら、ナトリウム補給だけでいいんじゃないかな。そしたら、お茶2杯+塩分0.5%(個人的に好きな味)1杯を、交代で飲むことにしたらいいんじゃないかな。と、思いついて。
 試してみたら、それなりに良い気がする。とりあえず、汗が出る。
 汗が出てうれしい、というと、汗かきの人には「それのどこが良いんだ。こっちは悩んでいるんだ」って怒られそうだけど。バク先生のおかげで、腓(こむら)返りが治った……、かもしれない。_a0024690_18530234.jpg 今までも何度か、すごく暑い日に、水分取ってるのに汗は出なくて気分がもやっとして、そこに塩分とったら汗がどっと出て、元気も出る、という経験があり。
 どうも、私の場合は、暑いときは汗が出ているほうが「良い」ようだ、という体感がある。

で、ちょっと調子に乗って
 ・水:200ml
 ・食塩:1g
 ・ライム
とか、
バク先生のおかげで、腓(こむら)返りが治った……、かもしれない。_a0024690_18530626.jpg ・水:200ml
 ・アジシオ:0.27g
 ・食塩:0.76g
 ・シソの葉
とか、試作を楽しんだ。(そんな美味しいものじゃないけど、体に染み入る味がする)

その夜……就寝後。

 その夜……就寝後。強烈な腓(こむら)返りに襲われ、目が覚めた。

 もともと、腓(こむら)返りはしばしば起こすのだけれど、だいたい長く歩いたとか、ひどく冷やしてしまったとか、原因らしきものに身に覚えがある。対処も、「 足のつま先を持って曲げる」で、なんとかなる。
 ところがこの日は、とくに動いたわけでも、冷やしたわけでもない。なのに、いつもの方法で、痛みに止まるまでにひどく時間がかかり、やっと収まったと思って寝入るとまた痛みで目が覚める、の繰り返し。
 おかげで翌日は寝不足でふらふら。

 なぜ??と思っていたところに、バク先生の記事が出て。今は消えているけれど、初稿にはカリウムの記述があった。

カリウム……?

 実は今まで、カリウムについては「なんとなく、取れているだろう」と思っていて、あまり注目したことがなかった。

 たとえばポカリスエットだと
100mlあたり
食塩相当量 0.12g
カリウム 20mg
カルシウム 2mg
マグネシウム 0.6mg

ポカリスエット基本情報

 カリウムは、カルシウム・マグネシウムより、たくさん入っている。

 うーん、お手軽で、いろいろに使えるカリウムってないかな?
 と考えて思い出したのが、高血圧の父が使っている減塩用の塩。

バク先生のおかげで、腓(こむら)返りが治った……、かもしれない。_a0024690_18530963.jpg ポカリスエットと「減塩用の塩」、ナトリウム/カリウム比を計算してみると「同じじゃないけど、まあ近い」感じ。

 という経緯で、低血圧ですが、高血圧患者向けのカリウム入りの塩を、(日中暑い日は)使用中。
 塩変えてから、腓(こむら)返りは起こしていません。

ただし、n=1

 もしかしたら、どこかで、どなたかの役に立つかも、と思って記事にしましたが。
「腓(こむら)返りの人全部」に効くとは思ってません。
 あくまで、「水分取りすぎの人が、塩分を急に取り出したときに腓(こむら)返り起こしたけど、カリウム取るようにしたら起こらなくなった」というだけの話。

 「効く」というためには、たくさんデータ取って、統計処理とかするんですけど。一人だけこうだった、というのを、実験屋はよく「n=1」(nとはnumber。数の意。エヌイチと発音する)っていうんですね。
 典型的な「n=1」話なので、そのおつもりでどうぞ。

おまけ カフェインと脱水症

「お茶飲むから脱水症なのでは」というコメントは、不要です。
 ツイッターにも書いたけど、米国医学研究所(Institute of Medicine:IOM)は「カフェインによる脱水作用を過剰に恐れる必要はない」と言ってるそうだし、自分の体でも、IOMのほうが正しいと感じる。