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ヤフブロの常識は、日本の非常識

「Yahoo転載機能」関連

包丁は腕の立つ料理人が使えば、素晴らしい道具になるが
人を殺そうとする殺人犯が使えば、極悪な凶器となる。

OYAJI氏『楽しむYahoo!ブログの作り方♪』
「もう一度、転載について(6)Adan Kadan氏への返信【1】」より

では、私もOYAJI氏にならって例え話で。
母が、幼い私に始めて使わせてくれた包丁は、小ぶりのペティナイフでした。手が小さくて力の弱い子供に、足の上に落としただけでざくりと切れてしまう出刃包丁をいきなり渡すのは危険だから、だと思います。初心者さん/入門段階の人が使う道具は、違っていいし、違うべきではないでしょうか。

転載は危ない

上で私は、「転載機能」を「危険な出刃包丁」に例えました。「初心者に転載を奨めること」がなぜ「危険」かというと、(sugar氏もさらっと触れていらしたことですが)著作権法の「引用」の範囲に関係します。

OYAJI氏ご自身、「ヤフーは法律を上回る!?」で、著作権法の「引用」概念と、「転載機能」について、どこまで同じでどこから違うか、ずいぶんお悩みになった模様。法律で許されている「無断でできる引用」の条件を、wikipediaから引用^^
  • 文章の中で著作物を引用する必然性があり、引用先が自分の作成した文章であること。つまり、引用を独立してそれだけの作品として使用することはできない。
  • 質的にも量的にも、引用先が「主」、引用部分が「従」という関係にあること。
  • 本文と引用部分が明らかに区別できること。例『段落を変える』『かぎかっこを使用する』
  • 引用元が公表された著作物であること。
  • 出所を明示すること。(著作権法第四十八条)

wikipedia、引用

どうみても「全文転載」「コメントなし」は、この条件に合致しません。ところが、Yahooブログの場合、「転載不可」という選択肢があります。このため、無断で転載機能を使用しても、
「転載されたくなかったら、転載不可に指定しておけばよかったじゃないか」
ヘルプに書いてあるんだし。ヤフブロの常識でしょ」
と主張することができてしまう。「転載してもいい」と「明示」的に書いてなくても、転載不可に指定していないことが、転載OKの意志表示と解釈されうる。法律っぽくいうと「黙示の許諾」ってヤツですね。この点においては、ヤフブロの常識は、日本の非常識。初心者さんが、「Yahooブログで転載ができるんだから……」と他ブログの文章を全文無断引用すると、テキメン、著作権法違反。他のブログサービスでは「黙示の許諾」は通用しないのですから。

えっけんさんちに数日お邪魔してなかった間に、こんなコメントが。(えっけんさんへの私信:コメント欄で啼いておった無礼者です、本日は《eXcite》から失礼いたします)

OYAJIさんはYahoo内では影響力をお持ちのようだし、転載機能の危険性を訴えるのであれば、Yahooサイドで機能の改善が見られるまで「転載機能は使わないようにしましょう」と主張する方が筋が通ると思います。

『ekken♂』「Yahoo!ブログの転載元を追ってみた」コメント欄より

はい、これは判りやすいですね。私も、OYAJI氏にはご自分のブログの読者である初心者さんに、
「キーボードの使えない子供etcならともかく、うちの記事をきちんと読んでくれるくらいの大人のユーザーは、“正しい引用”とリンクで、日本の常識に通用するブログを作ってほしい」
と言っていただきたい。手の小さい子供に、「出刃包丁は使わないほうがいい、ペティナイフから始めよう」と言うのと同じことで。

ここまでは、「他人の記事を転載する」話。

もう一つは、「自記事転載の推奨」。そもそも最初に問題となったのは、OYAJI氏が
「私の記事を転載してほしい」
とお書きになり、数百の「デッドコピー」がYahooブログに出回ったこと。でしたよね?

スピードを重んじた、スピードが子供の命を救う可能性に賭けたから、簡便な転載という手段を選んだ、とOYAJI氏はあちこちで書いていらっしゃいます。私個人は、別稿に書いたとおり、コピーの大群に子供の命を救う力があるかどうかは大いに疑問に思ってはおりますが、OYAJI氏の意図は理解しました。

理解したうえで、前稿に続きもう1度書かせていただきます。転載を依頼し、その結果生まれた数百の転載記事を追うことに、どれだけの時間をお使いになったのか、わかっていらっしゃるのは、OYAJI氏なのです。
「これだけのケアができないのであれば、自記事の転載推奨はしてはいけない」
と今こそおっしゃるべきじゃないでしょうか?

転載は恥ずかしい

私自身は、転載機能そのものに対して全否定はしません。Yahooにはどうも非公開書庫というのがあるようですから、そこに他ブログ記事をコピーしておく需要はあるでしょう。役に立つ情報を満載したブログが、突然閉鎖になる、あるいは非公開になる、そんな経験は私もしてきましたから。
また、キーボードでの発信が難しい方のための、WEB参加のツールとしても用途があるだろうと思ったことは、前稿に書きました。
けれど、自分の言葉を自分で発信できる人が、転載という安直な機能に頼ることは、私から見れば「恥ずかしいこと」であるように思います。車椅子の方がエスカレータのない駅の階段を駅員数人がかりで車椅子ごと運んでもらうのは仕方ないですが、大の大人が抱いて運ばれるのは「恥ずかしい」のではありませんか? そんな例えを持ち出してみたくなります。

転載はややこしい

OYAJI氏の文章からの引用になりますが。

この機能を使う時には十二分に注意して利用 しないと、皆様自身が予期せぬトラブルに巻き込まれたり、ユーザー間摩擦につながる紛争に巻き込まれる可能性がある

だったら、最初から「リンク」をはり、「引用」をし、自分の言葉を書き添えたほうが、かえって楽ではないですか?

転載はつまらない

関連記事数点を拝読し、Yahooブロガー、とわ氏の記事に出会いました。この方ご自身は、転載機能には肯定的なのですが、別の記事でこんなことも書いていらっしゃいます。

「ブログは言葉の発信基地」
私がよく口にすることですが。
楽しい記事でのおしゃべりもしかり、真面目な意見交換の記事でのやりとりしかり。
記事は、「書き手」からの「発信」。
コメントは、その記事を「発信」している人との言葉のキャッチボール。
そこにコミニュケーションが生まれていく。
そう思います。

『とわ日記』「「言葉」を読むということ、「言葉」を発するということ。」

私も「言葉遣い師」などという単語を玩びたがる者として、とわ氏のこの記事には、すんなりと共感できます。けれど、「転載機能」は(すくなくとも今のところ)他人の記事が、自分の記事とかなり区別のつきにくい形で、自ブログの上に並ぶ機能なのでしょう? ご自分のブログスペースは、「ご自分がいま何を考えているか」(あるいは絵や写真など「何を作っているか」)のために用意なさったものではないでしょうか。他人の文章(あるいは画像)の陳列台に使うなんて、ずいぶんツマラナイ気がします。このあたりが、「Yahooブログの外の人間」には、わからないことなのかもしれません。

いただいたトラックバックへのお詫び等

ここから、いただいたTBへの直接のお返事。とにもかくにもTBいただいたことに感謝を。うちのコメント欄にOYAJI氏のご意見をいくらいただいてもYahooの読者の方の目には触れないですからね。

私は批判嫌いではありません。

これは、失礼をしました。限られた時間のなかで、大量の記事をすべて読むことはできておりません。
「批判の効用は何?」の文字面だけを捉えすぎて行動そのものからの判断が抜けていたことは、認めます。お詫びをいたします。
私の「批判」が「批判とは」で引用された「批判は理性的に行うもの」の範疇に収まっているとよいのですが。

その引用部分の文章を「なぜ書く必要があったか?」との意図も知らないまま、周辺調査もせずに、その引用文の下に 『私がもっと主張したい事』 が、太字で書いてあったにも関わらずに、その部分を切り取って引用されてしまうのは、実は2度目であり、非常に遺憾に思いました。

こちらの引用の件については、お詫びいたしません。インターネットは言葉の世界。まして議論の最中であれば、「引用されて遺憾に思」うようなことはお書きにならぬが吉というもの。

なお、「そんなに言うなら阿檀めがYahooブログに来て活動するように」というお誘いはご無用に願います^^ このTBが「外」から届いて、Yahooブログのユーザーのお目に触れることこそが、この稿の目的なのですから。

議論の本題とまったく関係ない件

2006/11/30(木) 午前 3:48
何時に起きる生活をなさってる方かまったくわかりませんが。
万一無理を押して書いていただいているなら、返信を急いでいただく必要は皆無ですので^^


お読みいただいたYahooブログユーザー諸氏へ

長文を最後までお読みいただいたYahooユーザーの方、もしいらっしゃいましたら、お礼を申し上げます。
ご自分のブログで転載機能をお使いになるかどうかは、ご自身がお決めになること。
拙稿がその決定に少しでも影響することができたなら、嬉しく存じます。
ご感想ありましたら、ここへのコメント(半角1024文字まで)でも、TBでもいただけたら、幸い。ただ、現在《eXcite》ブログは大変にトラバスパムが多いため、当ブログでは文中にリンクがないとTBを受けつけない設定になっております。「wiki文法」
[http://aso2.exblog.jp/4770887/ AdanKadanBlog]
と記事中どこかに入れていただければ、TBが通るのではないかと。

tag:井戸端指定

追記12/3
こにさんがブログでおっしゃっていることが一脈通じるので追加TB
ヤフブロ初心者が転載したってかまわないんだ!という価値観のまま、ヤフブロの外の世界に飛び出したときに、「俺のサイトをパクルな!直リンするな!著作権違反だ!バカヤロー!!!」というトラブルであちこちに叩かれる可能性がある

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“Cyber”ベースでカスタマイズ

話が面白くなってきたので、急遽、スキンを変えました。
Cyber”(div組)だと、H3が使えるのでねー。(・ー・)ヌフ

ところでデザイナさん、blockquote付け忘れてますよーww
投稿欄にボタンつけたんだから、スキンでも責任もってCSS入れておいて欲しいっす。
って、こないだも、どっかで言ったなww

ちなみに、コレ(カスタマイズ)では自分で指定しました。はでめに>blockquote
blockquote p とかH3とかstrongも入れてみた。

H3テスト

こういうときこそ、マークアップ♪ですもん>話が議論系

OYAJI氏へのお返事は、「非公開(下書き)」内で書き始めてますが、まだ未完成。


→2007/2/22追記:BLOCKQUOTEの修飾、いつのまにか付けていただいています^^
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批判嫌いの方を批判するのは、やはり悪趣味なのだろう>自分

「Yahoo転載機能」関連
昼休みに慌てて書いた[叱られる覚悟で言ってみる]の続編というか、本編です。

実をいえば、個人的にこの議論には加わらないつもりでいたのですがね。
だって、「善意のコピペが個人のコントロールを超えて過剰増殖していく」なんて、新潟地震チェーンメールで(あのときに)目のあたりにしたし、善意が裏目を見ていくわびしさも怖さも痛感したし。あらためて取り組まなくても、って、そう思っていたのが、本音だったんす。

ところが、ある方が、「論争のどっち陣でもなく、あの機能をあの形のままつけっぱなしにしているYahooのスタッフに腹が立つ(意訳ww)」とそっと呟いていらっしゃるのを見て、ああ、やっぱりOYAJI氏にトラバ差し上げてみようかぁって、思ったのです。

転載機能はYahooブログが提供しているブログ上での機能であり
これをYahooブログユーザーが利用規約上の範囲内でどのように利用しても
ガイドラインや利用規約的には何ら問題の無い行為 であり
この制度そのものを使ってはいけないなどと言うつもりもサラサラありません。

OYAJI氏ブログ『楽しむYahoo!ブログの作り方♪』「もう一度、転載について(5)」より

OYAJI氏はどっかでYahooブログを信じていらっしゃるんじゃないか、と。「転載機能は(プロである)Yahooのスタッフがつけたんだから、これに「使い道がないはずがない」と模索した結果が今回なんじゃないか、とか。ブログはコミュニケーションの手段で、それは「繋がり」で、「繋がり」は「帰属意識」とごっちゃになりやすくて。でも、ブログシステムは、贔屓の野球チームじゃないんすよね。ほんとは。

OYAJI氏がYahooブログを信じていらしても。Yahooがマチガッテイルという可能性も、やっぱりある。

別稿に書いたとおり、私は転載という機能を全面否定はしません。しかし、肯定するのは非常に限定的な用途であって、たとえば「文字を大きくするボタン」のように、明らかに「福祉系」の機能と同じ枠のなかに囲ってしまってもいいようなものだと、私個人は思っているわけです。
最低限でも、OYAJI氏も書いていらっしゃるとおりもっと転載であることが判りやすく、自分の記事と違う背景色が自動でつくんでも、最後ではなく最初に転載というマークが明示されるんでもいいけど、そういう視認性があるべき。それがないっていうのは、センス悪すぎ>yahooスタッフ (naver→CURURUリニューアルから何も学んでないか、単に知らないのかw)
あと、転載時に「こういう意図で転載をしました」というコメントを書く欄(そのコメントが書けない人は空欄にすればいい)って、使ってるヒトだって欲しくないのかなぁ??、で、この転載時コメントが、転載元から見られる(誰が何を書いて転載したか)ようにしたら、いくね??


あとは、これだけの論争を経たあとの、OYAJI氏の現在の心境がうかがってみたかった、というのは、あります。
「ケアさえすれば、(他記事の"転載"だけでなく)自記事の"転載推奨"もしていい」
と、いまもご自分の読者におっしゃるのか。むしろ、
「これだけのケアができないのであれば、自記事の転載推奨はしてはいけない」
とおっしゃるべきではないのか。とか。
……OYAJI氏が割いただけの時間をブログに使えるユーザーが、いったい何人いらっしゃるだろう?


私は、転載呼びかけそのものについて、OYAJI氏に悪意があったとは微塵も思ってないです。
それでも、たった一つ、OYAJI氏を批判したい。
それは、OYAJI氏が、沸き起こった議論に対して、「自分(個人)は悪くない」的な感情的な反論をしてしまわれたこと。

ブログ上での他者への『批判』はする必要が無い。むしろデメリットが大きすぎる。

同「批判の効用は何?」より

私は、批判の効用は、自分と違う意見と出会い、議論し刺激を交わしあい思考を深めること、だと思う。
OYAJI氏は、批判を嫌うあまり、「転載」ということへの議論を深める素晴らしいチャンスをみすみす逃していらっしゃるように見えたりもする。(もっとも、Yahooブログのコメント欄の文字数制限では、議論のしようもないのかもしれないが……)

まあ、こんなことは、某所で私が投げた手袋を、ひどく紳士的な礼をもって拾い上げてくださった方があったもんだから、思うことなのかもしれないけれど。


※naver→CURURUリニューアル=HTMLコピー機能が問題となって、リニューアルしたらしい。WEB小説関係でも無断転載/作者詐称被害者は多く、それなりに話題になっていたので、知ってました。。。w
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叱られる覚悟で言ってみる

[Yahoo転載機能]
転載機能論争でちらりほらりと思い出すのは、キーボードが打てないにもかかわらず、コピペだけで私とチャットをしおうせた小学生がいたことだったり。

これを言うとたぶんsugar氏に叱られるけど。
「転載機能」にもメリットはあるのだろうと思うのです。
キーボードを打てない人、小学生、老人、手/指機能の障碍、視覚の障碍*、原因は違っても「キーボードで漢字変換された文章を発信することが難しい人」が「自分の見つけた記事(しかも書き手が転載可とした記事)」を選択し展示することでWEBに参加する公開コレクション。そういう用途はあるんじゃないかと思う。

これを言うとたぶんOYAJI氏に叱られるけど。
OYAJI氏のブログの読者(ターゲット)は、そういう人じゃないように見えるのです。
「ブログを」作っている人であって、「コレクションブックを」作っている人じゃないように見える。
「ブログを」作っているなら、自分の言葉を発信することを常に意識していたいじゃないですか。とモノカキらしく言い放ってみるw (あ、これはOYAJI氏に申し上げているのではなく。OYAJI氏の記事を「自分の言葉を添えることなく」転載なさった方への感想です。)

[子供の視点]
自殺を考えるほどに追い詰められた子供がいたとして。自分のことを書かれた記事を見つけたとする。検索をかけてみたとする。ずらりと並ぶ数百のコピーを見たらどう思うんだろう、と想像してみる。コメント欄でどんな会話が交わされていようと、そこまで見にいくかしら。怯えてPCを切りそう。数百という数には、それだけの迫力がある気がする。

[ブログより大切なもの]
私ならどう書いたのだろう、と、考えてみる。
「この記事にリンクを張って、あなたの言葉でこのことを広めてください」?
これでさえ、ないな、たぶん。
「もしも子供を持つ方なら、今日だけはPCを切って、わが子を抱きしめてあげてください。『あなたが人をいじめたら悲しい、あなたが死んだらもっと悲しい』と言ってあげてください」
かもしれない。それが何かにつながる可能性のほうが、ブログであの記事を知った誰かが、大臣に手紙を出した一人の子供を助けてくれるという可能性より、高いような気がするのは私だけだろうか。

【お詫び】OYAJIさんのブログ、リンク先の記事は拝読、それ以外に、以前に数記事拝読しております(今日は開くことができませんでした)。適切なTB先が探しきれていません。というわけでsugarさんとこだけTB。

批判嫌いの方を批判するのは、やはり悪趣味なのだろう>自分 へ続きます。
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スキン変更、というか。

掲示板の回答用に作ったらいい感じなのでこのまま放置 ミ^。^彡っ
ヘッダ画像はあいかわらず、南様に許可いただいている、阿檀という植物の写真を加工したもの。
IEのほうがロゴが読みやすいのは仕様ですww
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第10回 トラバでボケましょう 『ひとやのひと』

「脱獄不可能」と呼ばれる警戒厳重な刑務所。
その牢獄に長年繋がれている謎の人物の正体とは!?


 海の中の小島にある上に、警戒も厳重で、脱獄不可能と言われる有名な刑務所なのでございます。
 収監される者は、世間を騒がせた重罪人ばかり。「謎の人物」なぞ、居はしないはず。どちらかというと、「名だたる」というほうが相応しい。

 なのに、なぜ……。

 特別の措置で招かれたわたくしは、首を傾げながらも、刑務所側の男に渡された写真をめくることになったのでした。

「まず1枚目の写真……。1954年に強盗殺人を犯した男、○山」
 相手はかぶりをふります。
「1961年に連続殺人、×原」
 またも、かぶりをふります。
「1972年に、誘拐殺人。△村」
 またしても、否定。

 わたくしは、囚人たちの罪状と名前を読み上げながら、ありったけの写真を見せてやったのですが。
 目の前の灰色の影は、朧な首を、ゆらりと横に振るばかり。もう長年に渡ってここに地縛されていると聞くこの亡霊も、自分が誰かを思い出せば、行くべき場所に行けるのではないかと思うのですけれど。
 獄中で死んだ囚人の写真は尽きてしまいました。看守か、あるいは私のように何か特別の理由で招かれた者で、ここで命を落とした者の記録がないかどうか。もう少し、訊いてみなければなりますまい。


今回の開催地:ぢぇみに のBlog [Evolution III]
『■◇■ 第10回 トラバでボケましょう 開催! ■◇■』

■□■□■□■【トラバでボケましょうテンプレ】■□■□■□■□■
【ルール】
 お題の記事に対してトラックバックしてボケて下さい。
 審査は1つのお題に対し30トラバつく、もしくはお題投稿から48時間後に
 お題を出した人が独断で判断しチャンピオン(大賞)を決めます。
 チャンピオンになった人は発表の記事にトラバして次のお題を投稿します。
 1つのお題に対しては1人1トラバ(1ネタ)、
 同一人物が複数のブログで1つのお題に同時参加するのは不可とします。

 企画終了条件は
 全10回終了後、もしくは企画者が終了宣言をした時です。

 参加条件は特にないのでじゃんじゃんトラバをしてボケまくって下さい。

 ※誰でも参加出来るようにこのテンプレを記事の最後にコピペして下さい。

 企画元 毎日が送りバント http://earll73.exblog.jp/

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
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“Cyber”スキン遊び

新スキン“Cyber”をとっくりと見てみました。これはですね、デザインが「さいばー」なだけじゃないのですぞ(たぶん)

まず、tableレイアウトじゃないです。div組です。
でもってクラス指定が小文字です。
サイバースペースの「掟」であるW3C-standerdに近づいたスキンなのです♪

More
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フェーズが3つある気がするんだ

あっちの話はどうも一段落したらしいので、最後にぶつぶつと一人呟く。


ブログに3つくらいのフェーズがあるような気がしてきた。

一つは、「玩具箱」のフェーズ。記事は、ペットの餌のために書いていたりする。古くからネットをやっている人間には本末転倒に見えても、「人」が(PETで)「遊ぶ」ことを否定したら、世界の玩具屋は滅んでしまう(笑) このフェーズのユーザーに、「あまり重いと閲覧客に迷惑だからペットをはずせ」というのはバカげている。彼らにしてみれば、それこそが本末転倒なのだ。

二つめは、「交換日記」のフェーズ。自分が仲間と見込んだ相手だけが、日記を読んでくれればいい。それはリアルのクラスメートであることもあるし、同じゲームを遊ぶ者同士であることもある。あるいは、看護や育児で家を出られない同志、同じ病気を病んだ同志。彼らは、同じ仲間は呼び込みたいのでブログにパスワードを設定したりはしないが、部外者に見せたいわけでもない。そしてその繋がりが、ときには互いを救ったりするのを、私は見てきて※、かつて信奉したリンク自由絶対論を捨てたのだ。彼らは繋がりゆえにBLOGに向かうのであって、PCは苦手であることも多い。「普通に」ブログを更新するのでさえ、決して楽ではない。W3Cとやらがブログの敷居を高くするのなら、そんなもんは、願い下げなんである。
※(ただし、繋がりが深いゆえに、一人が崩れると周囲を引きずり込んで崩れる危険性も持っている)

三つめが、「情報を発信する」フェーズである。年齢は関係ない。中学生でも、ゲームの攻略情報だの、自分の部活の情報だのを発信しおうせる者はいる。
マークアップという「プラスアルファ」が必要になるのは、実はこのフェーズからなのではあるまいか。
ただし、「日記」フェーズと「情報発信」フェーズは、固定したものではなく、その間をふらふらと行き来するブログも多い。
このフェーズへと「一段上がってきた」ユーザーに、誰がいつどうやって、「プラスアルファ」を伝えるのか。
W3C遵守派の面々は、『いい加減なHTMLをあとで修正するのは大変ですから、できるだけ最初からきちんと書いておくことをおすすめします』(WebKanzaki)を今も引く。だから「最初から」があの方たちの答えなのだろう。
私に言わせればそれはサイトの話で。したかったのはブログの話だ。今は可愛いキャラの踊るテーブルテンプレートに日記を綴っている中学生が、ある日、自分の日記の情報価値に気づいて、マークアップ視点のdivテンプレートに乗り換えたとたん、そのブログはにわかに「アクセシブル」になる。それが私の夢見る“ブログ”なのだが。高望みにすぎるのだろうか。

そして、私がお手伝いをしたかったのは「第二フェーズ」の方たちだった。第三フェーズのメンバーを手伝えるほどのスキルは私にはないのだし、そもそも動機があるのだから、自分で勝手に勉強でも研究でも探求しちゃってくれwww
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なにかに負けた気ガス(ry

持論ですが。怒るときは、ナナメっちゃいかんと思う。
たとえば《eXcite》の情報開示が的確でないことに怒るなら、この時期に新スキンが出たことに怒っては、矛先がズレちまうと思う。

などというコメントを書くつもりで、昨夜遅く(今朝未明ともいう)まで、(私なりに「まっすぐ」怒った)「ブログサービス」を書いていて。今日になったら、2006-11-19 08:22 のコメントがついていた。

口惜しいが爆笑、コメント続ける気が萎えちった。何かに負けた気がする。たぶん、笑いの力、とかいうヤツに。

社員さんだか《eXcite》シンパだか野次馬だか、わからんけれども。
敵ながら、天晴(Good Job)
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ブログサービスが預かるもの

ここ数日、《eXcite》ブログの停止とコメント/TBのトラブル、《FC2》ブログのBlog9サーバーBlog82サーバーの記事/コメントの「まだら消え」と、2つのブログサービスのトラブルを見て来た。

まず、《eXcite》。
動画表示のドガログサービスとブログサービスを接続、さらにネームカードにスライドショー機能をつける、という機能強化の期間に平行して、ブログそのものが表示されない、表示されても(URLを入れたときだけ、か?)コメントが入れられない、スタッフブログである「エキサイトブログ向上委員会」では《eXcite》以外からのTBが不可とアナウンスされているのに《eXcite》同士のTBも入らない……というトラブルに見舞われた。
「エキサイトブログ向上委員会」が、すべてのトラブルをあたかも外部TBスパムのせいだけであるかのようにアナウンスしたこともあって
「これだけ時期が一致したのに、ドガログやスライドショーは関係ないのか」
「未完成のシステムを、ユーザーが実際に使っているブログに繋ぎこんだためのトラブルではないのか」
ということで、ユーザーの怒りと疑いを買っている。

次に、《FC2》。
ログの消失、という、ブロガーにとって一番あってほしくない事故を起こし、Blog9,Blog82のユーザーだけが見ることができる管理画面では事故を認めたにもかかわらず、ユーザー以外の閲覧者の見える場所ではログの消失に触れず、TOPにあったメンテナンスアナウンスもすぐに消してしまった。ユーザーがフォーラムに、問い合わせメールの返事や管理画面アナウンスをコピぺして外部のメンバーに事態を知らせる始末。

[11/16] 時点、私は《FC2》の自ブログにこう書いていた。この時点ではまだ《FC2》の対応は見えていなかった。おそらく技術陣は、アナウンスを出す時間さえ惜しんで、データの復旧に集中しているのだろう。そう思っていた。
ログの消失があったらしい。
私はサーバーが違うから何を言う資格もないンだが。

むかしむかし某社サーバーで、サーバー機材が故障して、ユーザーファイルが一部復旧できなかったことがあったのを思い出す。
感情的になって言葉の荒れた一部ユーザーに、一喝なさった方があった。

>某社が加害者で、ユーザーが被害者なのじゃない。両方が、事故の被害者なんだ。全部じゃなかったかもしれんが、ここまで復旧した担当者が、手ぇ抜いたと思うか。ラインの向こうにいるのが人間であることを忘れるな‥‥。
──幸いにして、フォーラムは今のところ比較的落ち着いている。これ以上荒れないといいけど。

だが、[11/17]になって、(ログ消失ではなく)「メンテナンス完了」との表示がTOPに出て、その日のうちに消去されたあとは、こう書いた。
日中は、TOPページ右はしに、11/17,07時すぎにBLOG82のメンテナンスを完了した旨の表示が出ていたかと思うのですが、17:00ごろ見たら消えていた。

記事やコメントを失った方には、本当に申し訳ないし、こんなときに神経を逆撫でするようなことを言う自分をつくづくイヤなヤツだと思うけれど。
事故は、(高いか低いかはさておき)ある確率で起こる。
ブログはしょせん、「ユーザーの」ではなく、「《FC2》という他人」が管理するシステム。
つねひごろバックアップのシステムを活用せず、《FC2》に頼りきっていたとしたら、ユーザーにも責任の一端がある。

でも、《FC2》という企業の体質として、事故を認めることができない、記録が残せない、というのは、また別の問題。

つくづく思うが、ブログ・サービスは大変だ。


一つには、ユーザーの「知的資産」を預かっているという点。
《FC2》はデーターのバックアップ機能(エクスポート機能)を持っているので、フォーラム・モデレータクラスのヘビーユーザー諸氏(sugar氏にしても、Chako氏にしても、)は、バックアップを取っていらしたらしい。対応はきわめて冷静だ。
それでもすべてのユーザーがバックアップを取っていたわけではないし、記事や、閲覧客に書いてもらったコメントを失ったユーザーも多いようだ。インフォメーションの「Web of the Year2006」エントリーについた「これでweb of the yearなんでおこがましくありませんか?」のコメントがいたいたしい。(復旧の作業が完了したのかしていないのかも、他サーバーユーザーからは伺い知れない)
《eXcite》には、ユーザーがバックアップをとる機能がない。機材事故が起こってもデータ消失がないと言い切れるほど、システム側のバックアップが厚いのだろうか。それとも《eXcite》システムとは無関係に、サイトダウンロードソフト等をユーザーが用意しろということなのだろうか。


もう一つは、ユーザーと閲覧客の間の「信頼」を預かっているという点である。
《eXcite》でも、トラブルの時間に、コメントを入れようとして入れることができず「コメント拒否されたんじゃないか」と思った閲覧客がいたのではないか、ということが、向上委員会のコメント欄で問題になっている。
《FC2》でも、トラブルを知らない閲覧客に、「自分のコメントが削除されている」という誤解の種になりかねない。

ブログ・ユーザーが身の証をたてるためには、事故があった証明として、《eXcite》であれば向上委員会のコメント欄、《FC2》であればユーザーフォーラムの該当トピック(Blog9/Blog82)へリンクでも貼るしかない。どちらも、ユーザーの怒りに溢れた状態である。ここにリンクされるよりは、システム側からきちんと事故を認め、謝罪をした文言にリンクされるほうが、企業イメージとしてマシなのではあるまいか。

両社に熟考を願いたい。謝罪を“成功”させるのは、企業危機管理の基本。社長! ワインの話を書いている場合じゃないと思うっす。

by 《eXcite》as-o2 《FC2》麻生(AdanKadan)

※追記:11/19、《FC2》BLOG82で再事故らしい。さすがにフォーラムが荒れてきた

再追記:TOP(後から消せる場所)に再度「お知らせ」がでている。
2006/11/19 15:45
blog82のサーバ復旧完了致しました。これからデータの復旧に取り掛かります。blog82のサーバの方は立て続けにご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。

……ほらね。消されると思うと、ユーザーだの赤の他人だのが、コピペで増殖させるようになるんだよ?
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