ネットの魔法、会う魔法
出不精の私が珍しく遠出をするというので。来るなら会おう、と、言ってくださった方の都合が丁度あったのが大阪でした。きむろみ氏は大阪の方ではありません。たまたま家族旅行でUSJにいらして、その途中で時間をとってくださいました。児島の仙人氏(仙人氏)、ももんが氏は数時間かけて、大阪に集結してくださいました。私も大阪では宿泊してません。この「集結オフ」のための途中下車でした。
そして当日、私が現地に到着したところで、
「じつは、スペシャルゲストがいらっしゃいます」
と仙人氏が切り出されました。この時点で、OYAJI氏の名前は頭をよぎったものの、まさか、というのが本音でした。
「え?」
どんな表情をしていたかは自分ではわかりません。
「大阪といえば、決まっているじゃありませんか」
仙人氏の一言が、私の「まさか」を吹き飛ばしました。
「え、えっー!」
仙人氏の記事で明かされているように、これより少し前、仙人氏が謝罪し、OYAJI氏に受け入れていただけなかった、ということがあったのは、私も知っていました。
もともと、「善意の転載」論戦での流入勢のなかで、初心者ヘルパーとしてのOYAJI氏に対し、もっとも高く評価していたのは、(私の知る限り)仙人氏です。それが、「ショットバー転載」で、もっとも激しい対立に至っていたわけです。
「ショットバー転載」の件を、仙人氏は「終わったもの」と思っていらした。OYAJI氏にとっては、終わっていなかった。それが判明して、仙人氏が私信で謝罪なさってOYAJI氏に拒絶されたとき、これはもう無理なのだと、私はとっとと諦めていました。
それが。
仙人氏がOYAJI氏をオフにご招待したという、OYAJI氏はいらっしゃるという。表だって論戦に加わることの少ないももんが氏はともかくとして、仙人氏、きむろみ氏、阿檀、という、それなりに経緯のあるメンバーの中に、足を運んでくださるというのです。
数分後。
仙人氏の携帯が鳴り、落ち合う場所が決まりました。そこに立っていらしたのは、温和な雰囲気の男性でした。静かに会話ができる場所を探して、文字どおり走りまわってくださる背中を見ながら、だったでしょうか。
「イメージどおりなんですよね」
いままで論戦をおおかたウォッチしていらしたももんが氏が、そう、おっしゃったのは。
数日前にネットでもつイメージには巾がある、と書きましたが、私にとってはその巾のなかにはあるのだけれど、どまんなかではなかった。同じ論戦を見ていても、ももんが氏には「どまんなか」だったらしいのです。
「それって、阿狐めには人を見る目がないつうことですね」
腰を落ち着けてからの、話の中身については、OYAJI氏の記事をご参照ください。
一つだけ、私の記事で書いておきたいと思います。
いままで、仙人氏には私信ではお伝えしていたのですが、表だって書く機会がありませんでした。
私がショットバー転載を支持したために、仙人氏は削除のタイミングを逸していたのではないか? 私が余計なことをしなければ、しこりはここまで長く残らなかったのでないか?
OYAJI氏には、お会いした折りに謝意をお伝えしたのですが、あらためて、ここに書かせていただきます。悪意ではなかったのですが、結果として申し訳ないことをしたと思っています。
この数日、OYAJI氏、仙人氏と記事があがるなか、仙人氏が一度、
「ここはOYAJIさんのメンツを立てるところだと思う」
とおっしゃったことがあります。評価、対立、和解と、変化の末にたどりついたこの局面で、仙人氏にとってこのエニシはその価値があるということなのだと思います。
人にとっての他人の価値。他人を知る場としてのネットの価値。そんなことへの思いが深まったのは、やはり、実際にお会いした影響が大きかった。ネットの魔法、と前に書きましたが、会う魔法というのもある。そう実感したこの数日でした。
〔追記〕
大阪が途中下車で。行き先は内緒ですよwww
関連記事
ブログ史上空前の前代未聞のオフ会 (OYAJI氏)
ショットバー転載問題・完全決着 (OYAJI氏)
ネットを通じて知り合えたという「縁」を大切にするということ。 ~OYAJIさんへの謝罪~(児島の仙人氏)
そして当日、私が現地に到着したところで、
「じつは、スペシャルゲストがいらっしゃいます」
と仙人氏が切り出されました。この時点で、OYAJI氏の名前は頭をよぎったものの、まさか、というのが本音でした。
「え?」
どんな表情をしていたかは自分ではわかりません。
「大阪といえば、決まっているじゃありませんか」
仙人氏の一言が、私の「まさか」を吹き飛ばしました。
「え、えっー!」
仙人氏の記事で明かされているように、これより少し前、仙人氏が謝罪し、OYAJI氏に受け入れていただけなかった、ということがあったのは、私も知っていました。
もともと、「善意の転載」論戦での流入勢のなかで、初心者ヘルパーとしてのOYAJI氏に対し、もっとも高く評価していたのは、(私の知る限り)仙人氏です。それが、「ショットバー転載」で、もっとも激しい対立に至っていたわけです。
「ショットバー転載」の件を、仙人氏は「終わったもの」と思っていらした。OYAJI氏にとっては、終わっていなかった。それが判明して、仙人氏が私信で謝罪なさってOYAJI氏に拒絶されたとき、これはもう無理なのだと、私はとっとと諦めていました。
それが。
仙人氏がOYAJI氏をオフにご招待したという、OYAJI氏はいらっしゃるという。表だって論戦に加わることの少ないももんが氏はともかくとして、仙人氏、きむろみ氏、阿檀、という、それなりに経緯のあるメンバーの中に、足を運んでくださるというのです。
数分後。
仙人氏の携帯が鳴り、落ち合う場所が決まりました。そこに立っていらしたのは、温和な雰囲気の男性でした。静かに会話ができる場所を探して、文字どおり走りまわってくださる背中を見ながら、だったでしょうか。
「イメージどおりなんですよね」
いままで論戦をおおかたウォッチしていらしたももんが氏が、そう、おっしゃったのは。
数日前にネットでもつイメージには巾がある、と書きましたが、私にとってはその巾のなかにはあるのだけれど、どまんなかではなかった。同じ論戦を見ていても、ももんが氏には「どまんなか」だったらしいのです。
「それって、阿狐めには人を見る目がないつうことですね」
腰を落ち着けてからの、話の中身については、OYAJI氏の記事をご参照ください。
一つだけ、私の記事で書いておきたいと思います。
いままで、仙人氏には私信ではお伝えしていたのですが、表だって書く機会がありませんでした。
私がショットバー転載を支持したために、仙人氏は削除のタイミングを逸していたのではないか? 私が余計なことをしなければ、しこりはここまで長く残らなかったのでないか?
OYAJI氏には、お会いした折りに謝意をお伝えしたのですが、あらためて、ここに書かせていただきます。悪意ではなかったのですが、結果として申し訳ないことをしたと思っています。
この数日、OYAJI氏、仙人氏と記事があがるなか、仙人氏が一度、
「ここはOYAJIさんのメンツを立てるところだと思う」
とおっしゃったことがあります。評価、対立、和解と、変化の末にたどりついたこの局面で、仙人氏にとってこのエニシはその価値があるということなのだと思います。
人にとっての他人の価値。他人を知る場としてのネットの価値。そんなことへの思いが深まったのは、やはり、実際にお会いした影響が大きかった。ネットの魔法、と前に書きましたが、会う魔法というのもある。そう実感したこの数日でした。
〔追記〕
大阪が途中下車で。行き先は内緒ですよwww
関連記事
ブログ史上空前の前代未聞のオフ会 (OYAJI氏)
ショットバー転載問題・完全決着 (OYAJI氏)
ネットを通じて知り合えたという「縁」を大切にするということ。 ~OYAJIさんへの謝罪~(児島の仙人氏)
by as-o2
| 2008-09-12 03:31
| 日記のようなもの。