絶望から始めよう

 私が《FC2》でリリースした最初の共有テンプレート“cateleon”は、たしかに、トンデモないテンプレートではあった。ある機能が追加でついているのだが、リンクの相互関係が正常に機能するためには、「1ページの表示数」を1にする必要があったのだ。

 だが。実際に設置してくださったユーザーのブログを拝見すると。
 注意書きどおり設定されていないブログのなんと多かったことか!!
 私は、コメントに「表示数を変えるか、テンプレートを変えるか、どちらかのご対応を」を書いて引き上げ、しばらくして、共有テンプレートからこのテンプレートを削除してしまった。

 初めてのテンプレートだったし、スクリプトも手さぐりだった。たぶん、作りなれた方から見れば、とてつもない時間を注ぎ込んだシロモノだった。それが(私の知る限りたった2名の例外を除いて)使い物にならなかったという精神的ダメージは、大きかった。このときに、ブログというシステムは、「注意書きを読まないとダメではダメなのだということを思い知った。

 私が現在「注意書きを読まないと使い物にならない」《Y!ブログ》転送機能に関して「ダメ」=撤去提案の方向性で考えているのは、おそらくこれが原体験になっている。

 この後も、やれユーザーフォーラムの注意書きを読んでもらえない、なんとかもだめ、かんとかもだめ、と、立て続けに似たような経験をしたが。他の初心者ヘルプ・ボランティアに比べると、自分の「平然度」が高いのを感じた。

 要するに。最初に絶望しちゃったほうが、楽なのだ。

 ベースが異なる相手と、最初から意志疎通を期待すれば、裏切られたときに苦しい。
 ならばいっそ、絶望から始めよう。
 注意書きは読まれないし、言葉は通じない。
 人の気持ちなんて、届かない。
 その前提でいれば。

 言葉が、想いが、通じた瞬間、新鮮な喜びを味わうことができるのだから。


FD氏、『異文化交流は、本当に大変です・・・。』にトラバ、ミ^。^彡っ
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by as-o2 | 2006-12-19 12:44 | 日記のようなもの。 | Comments(3)
Commented by トンコ at 2006-12-19 19:57 x
すごく良く分ります。ほとんどの閲覧者にはこちらが期待したようには読まれない。注意書きやブロク・ポリシーもまず読まれないと思っていたほうがいい。やっとそれが分ってきました。
Commented by as-o2 at 2006-12-19 20:03
話がソれるようですが、私が「ブログで小説!」というブログを立ち上げたのは、本当をいうと、「書く人口が増えなければ、読む人口が増えない」っていう“確信”があったからなんすよね。

ブログも。みんなどんどん書いて、読んでほしい、上手くなりたい、って思うようになって、ようやく、「誰が上手くてどうすれば上手くなれるか」に目がむく。

ポリシーもそうで。「誰がよく考えているか」に目がむいてようやく、「考えているシルシとしてのブログポリシー」の存在に気づくと思うんです。長い道のりっす。
Commented at 2006-12-21 21:48 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。