花の名前(再録)

 不調法な人間で。花を贈られたことはあまりない。






 1度だけ、私の異動の際に、職場の同期の女性が花をくれた。
「あなたににてる」
 彼女はいたずらっぽく笑って、ほら、あの、と、酒の席である男性が私の同僚の女性にからんだときにちょっとした代理戦争を演じた際の私の印象だと言った。

 うねうねとした花弁は、端整という言葉とはほど遠く。
 血のように、炎のように、赤い花。

 名前を調べ、グロリオサ、と、覚えていた。

 ごく最近に、和名を知った。キツネユリ、と言うそうな。

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2007/5/23某所限定公開記事再録。写真のみ昨日撮りました。
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by as-o2 | 2012-05-21 01:55 | 日記のようなもの。 | Comments(0)