ほぼ日Pが大嫌い ~ よりぬきほぼ日Pさん

※本記事内で「P」は敬称です。

ほぼ日Pが大嫌い

 ボーカロイドの作り手さんのなかで、ずいぶん長く追っかけて来たのが「ほぼ日P」。
 P名は、一時期毎日のように曲が上がったことから由来するらしい。私が聞くようになった頃はもう毎日ではなかったけれど、それでもかなりのハイペースで新作がアップされていた。
「あなたの人生仕分けます」「ゾンビライフ」「恋なんか知らない(恋愛感染症#1)」など いくつかの曲に篭ったシニカルなSF魂が好きだったのだが、日常生活から生まれた「家族パズル」も大好きだった。
 ただ、ネット上の投稿に想を得たものや、社会事象をシニカルに描いたもののほうが、再生数が伸びる傾向がある。皮肉が過ぎて、一部リスナーからは皮肉が皮肉として通じない“難曲(?)”もあり、一部の人からは本気で嫌われているようだ。(それを題材にした「ほぼ日Pが大嫌い」という曲まであるw)。題材は原発関係からフジテレビ韓流にまで及び、
「そのうち刺されるんじゃ?」
 と思うほどにコメントが荒れる動画もある。
 私は曲数を聞いているから、たぶん、何が皮肉かくらいの区別はついていると思うのだが、「0歳児は家庭で育てましょう」のように、皮肉と解りつつも、聞いていて疲れる曲も増えてきていた。

月食

 そんななか、2011年12月11日「月食」からパタリと新作がとぎれた。
http://www5.atwiki.jp/hmiku/?page=%E6%9C%88%E9%A3%9F%2F%E3%81%BB%E3%81%BC%E6%97%A5P
>今夜の皆既月食を 娘に見せてやりたくて
>先生には無理を言って こんなところまで来ました
>残される娘のための 思い出になるものだったら
>他の物でもよかった とにかく時間がなかった
 ほぼ日Pは、「創作」や「泣かせ」の曲もけっこうある。──代表的なところでは、「銀色の樹」あたり。
 ツイッターも見ていて、12/4の「ハーフ完走」も見ていたから、病気の父親が娘を思う歌詞がノンフィクションだとは思わなかったが、引退かもしれない、とは思った。
 リアルの危害をも危惧するほどの荒れ方と、300曲を越す発表曲数。
「そろそろ、もういいってこと、かもしれないな」
 ほぼ日Pには、娘さんに歌わせた歌もあり、家族がある。
「お戻りにならなくても、仕方ないな」
 そう思った。しばらくして見直すと、「月食」には、「遺作」というタグが上がっていた。今現在、健康に問題がないとしても、これが最後の作品になるのなら、「遺作」の語はあながち的はずれというわけでもない、そう、思った。



 ところが、である。

サメの死体を投棄するだけの簡単なお仕事です

 2012年2月18日、「PARADE」という新曲があがり、メジャーデビューが発表された。しかも、「家の裏でマンボウが死んでいるP」(通称・裏マンボウP)のメジャーデビューアルバムと同日4/25だという。
 翌2/9、[【初音ミク】サメの死体を投棄するだけの簡単なお仕事です【ほぼ日P】」アップ。どう見ても裏マンボウPを指しているこの曲を、裏マンボウPが歌ってアンサー。裏マンボウPの代表曲「家の裏でマンボウが死んでる」と、ほぼ日Pの代表曲「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」を、間違えたりゴチャマゼにする視聴者がいるとかで、裏マンボウPのTwitterに別人だという告知が出ていた。「家の裏で原発が死んでる」(2011/9/3)で、ほぼ日Pは裏マンボウPの作品が好きなんだろうな、と思っていたんだけども。裏マンボウPは「あの人とは混ぜないでほしいなぁ」なのかと思っていたww。
 そうしたら、「歌ってみた」が出たもので驚いて検索かけたら、ほぼ日Pの代表曲「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています」も裏マンボウPの「歌ってみた」があった

霊能者オセロ

 へー、仲良しなのね、と思っていたら、3/7「霊能者オセロ」で裏マンボウPとのオセロ対決の情報を知る(「live.nicovideo.jp」に記事あり)。「ほぼ日Pは顔出すのかせら」と、ちょっと心配したほぼ日Pは、テレビのアヤシいインタビューのように半透明のスクリーンを立てて顔が見えないようにし、「音声は変えてあります」調に声も変えての出演だった。
 オセロ対決にしたのは、「白黒つける」というダ洒落のつもりでほぼ日Pが誘ったのか、学生時代にオセロ部だったという裏マンボウPがもちかけたのかは、判らない。ただし当日、まっとうにオセロをやったのは1回だけ。あとは、ほぼ日Pがルールを変えた変形オセロ。
 勝つ気まんまんだったらしい裏マンボウPは、ゲーム盤を投げたりして、「すねた」アピールをしていたのだが。ついに一度も、ほぼ日Pの顔がカメラに映るようには仕向けなかった。
 このシチュエーションなら、普通するだろ? しない? そういうこと考えるのは、大変に悪い狐だけ?
 こういうのを見て、案外、裏マンボウPは、ほぼ日Pの新曲アップが止まっていた間、心配していたのかもしれないな、とか、想像してみるのは、楽しい。で、出てきたと思ったら、メジャーデビューの発売日は重なってるわ、「サメの死体を~」でいぢられるわ、これは怒ってもいいと思うよ、裏マンボウP。

火遊びレスキューなう

 ……なんていう古い話を、なんで今更書くことにしたかというと。今日、CDが届いたから。
 発売日4/25に不在連絡が入っていたんだけどもね。勤め人はなかなか受け取れなくて、今日になりました。《Amazon》でポチったんだけど、順位に貢献するのは悔しいから、裏マンボウPのも一緒にポチった。2枚同梱で本日着。
 「ほぼ日」という名前にちなんだのだろう、月火水木金土日にちなんだ新作が初回限定盤得点。「火遊びレスキューなう」を聞きながら、シニカルな曲を発表しつづけるボカロPというのも、一種の火遊びなんじゃないか、とか、毒づいてみる。
 お戻りになってよかった、なんて、思ってないんだからねっ!!




当ブログのアマゾンリンクについて
[PR]
by as-o2 | 2012-04-28 22:29 | 日記のようなもの。 | Comments(2)
Commented by ロード at 2012-12-21 00:30 x
福島に親戚がいるものです
皮肉を盾にすればなんでも許されるのでしょうか?それを崇める人達もなんだかなあ・・・
何故福島がこんな辱しめを受けなければならないのか・・・日本人と一括りにして度を過ぎた皮肉をするほぼ日Pのやり方には疑問を感じます・・・
Commented by as-o2 at 2012-12-22 21:27
ロードさん
>何故福島がこんな辱しめを受けなければならないのか
どの曲をさしているのか、いまひとつ判っていないのですが。

ロードさんは、『津波てんでんこ(ニコニコ動画ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm13864308 当ブログ記事:ttp://aso2.exblog.jp/12295165/)』や、『逃げなかったバカなやつがいる(ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm15924278)』も聞いていらっしゃいますか? これらの曲を聴くと、皮肉曲は、ほぼ日P氏のいらだちの深さみたいなものではないかという気がしてくるのですが。

ほぼ日P氏は、2011年の3月末と
ttps://twitter.com/hobonichip/status/53442678960033792
10月に福島へ行ってますよね。
ttps://twitter.com/hobonichip/status/122469839238463488
これ以外に具体的な情報を知っているわけではないので、「10月はともかく3月は「物見遊山」で行くには早すぎる」『気がする』とだけ、付け加えておきます。